皆さんこんにちは、トロント在住のライターChachaです!
今回の映画はアメコミ『ゴーストワールド』が原作の作品です!
若かりしブラッド・レンフロがまさかのコンビニ店員です。
(ブラッド・レンフロ好きは必見!)
ブラット・レンフロのおすすめ作品の記事はこちらです!
前回の作品についての記事はこちら!
独特な雰囲気が癖になる映画です!
では、行ってみましょー!!!
【ゴーストワールド/Ghost World】
【原題】Ghost World
【監督】テリー・ツワイゴフ
【公開】2001年
【出演】ソーラ・バーチ/スカーレット・ヨハンソン/ブラッド・レンフロ
誰もが認める美女、スカヨハのまだあどけない美少女時代を拝めます!!
ざっくりあらすじ
高校を卒業したばかりの幼馴染のレベッカとイーニド。
することもなく遊びほうける毎日だが、ある日広告欄で発見した中年男をからかう事に決めた2人。
(中年男性をからかうことを決めた。と言う辺りから、2人が普通の無邪気な女の子ではないことが一目瞭然ですね。)
幼馴染で親友同士のレベッカとイーニドが高校を卒業するシーンからスタートします。
10代少女の爽やかな青春映画かな?なんて思うのも一瞬。
車椅子の少女のスピーチに対して暴言を吐いたり、校舎に向かって中指をたてたり。
気の向くままに行動する2人。
けれど、ブラックユーモアの強い青春映画コメディ?って訳でもない。
単なる少女達の日常なんだけれど、妙にリアルな作品です。
この映画のキャッチコピーが『ダメに生きる』と言うものなので、この2人からはそんな
雰囲気を感じ取れるかもしれません。
確かに彼女たちの生き方は文字通り『ダメに生きている』ように見えますが、人生誰だって思い通りにはいかないし、なんだかんだ憎めない2人。
ここが見どころ!
「お互いいつまでも大好き!ずっと一緒だよ!」なんて言う雰囲気は彼女達にはなし。
卒業した事で、それぞれ少しずつ違う場所に向かって人生を歩み始めて行く事で次第に親友の関係になんとなくなんだけれど、ズレが生じて行く様が凄くリアル。
ついつい共感しちゃうポイント!(少しネタバレ)
幼馴染で高校までずっと一緒だったから無意識にイーニドはレベッカと同類と思っています。(私たちっていつまでもダメな生き方しかできない女の子だよね??)
だからこそ1人だけ大人になって行くレベッカを見て、孤独感、焦り、何も出来ない苛立ちを感じてしまう。
すごーくわかる!
レベッカもいつまでも変わろうとしないイーニドに不満を持ってしまう。
だからといって、絶好!!とはならない。
(なんだかんだ大切な存在だって事はお互いわかっている)
ただ、今までとも違う。
お互い口にはしないけれど、明らかに一定の距離を保っていて、もしかしたら今後もう会うことはないんじゃないのかな?とすら感じてしまいます。(ちょっと淋しい)
そして、肝心のラスト!!
HAPPY ENDともBAD ENDともとれます。
人それぞれ、感じ方が全く違うラスト。
ラストのこのモヤっとした感じもこの作品の良さなんじゃないかな〜と思います。
独特な雰囲気の映画を美味しいお菓子やコーヒーと共にどっぷり浸ってみてはどうでしょう??
たくさんの映画をもっと観たい!!そんな人には、
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