出版社に就職するための方法【超難関、出版業界で働くまでの道のり】コネなし・キャリアなしの私が出版社に就職した話。

雑談/オピニオン
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皆さんこんにちは、トロント在住のライターChachaです!

今回は新卒で就職した会社をたった数カ月で辞めてしまった私が、コネなし・キャリアなしでどうやって出版社に転職出来たのかをお話し致します。

*今現在は退職してトロントでマーケティングの仕事をしています*

Chacha
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はじめに

私は、大学を卒業して金融機関に就職しました。けれど、やっぱり出版社で働いて見たい!!と言う思いが強く、周りの反対を押し切って退職します。
(就活中は出版業界への結果は見事、惨敗だった)


当時は、大学卒業したばかりでまだまだ『周りの意見に素直に従う』と言う事が正直できていなかったです。

もちろん、企業側も採用にはお金をかけているので、私みたいに1年未満で辞めてしまうことはあまり歓迎しません。

ただ、それでも希望する業種があって、諦めたくない!!と言う方の参考に少しでもなれ良いなぁと思ったのでこの記事を書きます!

出版業界は狭き門

どうして出版業界への就職が難しいのかと言うと、まずは圧倒的に募集人数が少ないから。

Chacha
Chacha

出版社と言う狭き門。なのに、人気の業界だから倍率も凄いよね〜

もちろん、ほとんどの出版社も定期的に新卒採用を行ってはいますが、そもそもの募集人数がめちゃくちゃ少ないんです。

出版社って他の企業みたいに、他県に支店だったりを持たない事が多いので必然的にそもそもの社員数が限られてしまいます。

また、一つの媒体に対して少数精鋭で作業を進める事も多いため、必然的に狭き門となってしまうんです。

出版業界はコネが物を言う?

そして、他の業界とは一味違うのが、コネがめっちゃくちゃ大事と言う事。

業界自体狭いことから、横の繋がりが強く、他のエンタメ系でキャリアを積んだ人が出向と言う形で雑誌編成に関わったり、そのまま転職したりする事も多いです。

現に、私の上司にあたる編集長は某有名エンタメ業界でキャリアのある方が出向して作業に加わっていました。

\同じ部署の先輩は学生時代のアルバイトからそのまま正社員になったそう/

Chacha
Chacha

学生時代からコネを作っていた先輩、さすが!

キャリアもコネも何もない私

狭き門、且つキャリアもコネもなかった私は、当然この2人と同じ方法では就職していません。

むしろ、学生時代にコネを作っておけば良かった!!と後から後悔しました。

なので、今まだ学生の方!!
アルバイトでもインターンシップでも良いので出版社で短期間働ける機会をまずは探してみるのも手です。

上記でも言った通り、少数精鋭の出版社。

その割にはめちゃくちゃ忙しいです。なので短期でアルバイトを募集している事も稀にあります!!
(実際に私の働いていた出版社も繁忙期はアルバイトを雇っていました!)

▽コネ作り・早めの就活▽

とにかく、諦めない!

Chacha
Chacha

コネもキャリアもないのに、どうするの?

まずは、ひたすら諦めない事がめちゃくちゃ大事!

え?そんな事?と思うかもしれませんが、案外諦めずに納得行くまで色々模索してみる!これを継続できる人って中々少ないです。

常に求人情報のチェックを欠かさない、もしくは奥の手を使う!

奥の手!とは私が実際に行った手段です!
(後述してますのでスクロールして下さいね☆)

まずは、王道の方法で攻めてみる

働きたい会社・業界が決まっているのならばまずは一番最初に行うのはこれですね。

そう、求人サイトや企業の採用募集ページから応募をすると言う方法。

もちろん、これで無事就職出来れば良いのですが、今この記事を読んでくれている方は、既にこの方法を過去に試して上手く行かなかった方かも知れませんね。
(過去の私も、正規募集では惨敗でした。)

実際に私が行った方法とは?

じゃあ、私が使った奥の手はと言うと・・(勿体ぶってすいません)

『出版社に直接電話をかけまくった』です。

もう、本当に切羽詰まっていました。(笑)

ただ、会社のホームページを見て正式に『新規採用募集』を行っている場合はきちんと履歴書を送り会社の採用方法に従いましょう。

ちゃんと募集を掛けているのに、電話を直接掛けても、

Chacha
Chacha

『当社の採用ページから応募して下さい〜』と言われるだけですからね。

なぜ◯◯したのか?

そもそも、なぜ電話を掛けたかと言うと、
もちろん『切羽詰まっていた。』と言うのもあるんですが、

  • 小さい出版社は本当に少人数なので常に忙しい、けれど予算的にも採用募集を掛けるべきか微妙な狭間にいる事。
  • 常に忙しいので、基本的に誰かの手は借りたい。でもギリギリの人数で作業は回っている=採用は後回しになりがち。

と言った事を以前聞いたことがあったんです。

ならば、運良く編集長とか、採用担当者が『あ〜、誰かに手伝って欲しい〜募集した方が良いかな〜?』と思った時に電話が繋がれば私にもチャンスはあるんじゃないの?

と、まだまだ大学生気分が抜けないChachaは思いました。(単純)
(でも実際その読みが見事当たる!!!)

大手ばかり狙わない

電話すると決めたからと言って、誰もが知るようなネームバリューのある大手を狙った所で、相手にされない可能性が高いです。

大手だと、定期的に採用しているので『また次の機会に!』と言われやすいですし、何よりそもそも大手だといきなり編集長とか、採用担当に繋がらなかったりします。

けれど、ネームバリューのある大手ではなくても、『魅力ある本』を出版していたり、実績のある小さな会社は多いです。

現在、日本にはおよそ3,182社の出版社があると言われています。
参考:経営ナレッジ

なんとなく、出版社と言われると大手のみ思い浮かべがちですが意外と多いですよね?

就職できた経緯

上記の戦略の通り、私は『ホームページ上に募集はかけていない』『規模の小さい会社』をターゲットに手当たり次第に電話をかけます。

就職できるまで
  • STEP1
    日本にある出版社の電話リストから電話をしまくる
  • STEP2
    まさかの編集長に直接電話が繋がる!
  • STEP3
    ちょっと返答に困る編集長

    (ただ、内心めっちゃ忙しいし、人件費が許すなら雇いたい)

  • STEP4
    『明日試しに来れたりする?』

    (まさかの急展開!)

  • STEP5
    暇を持て余していたので即日行く私。

    (フットワークは軽いんです。)

  • STEP6
    改めて面接をしてもらい見事仕事GET!

    (やったね!!)

正直、編集長がいきなり電話に出たことはかなりラッキーな事だったと思います。

ただ、『根気よく電話をし続けた事』『大手を狙わず、少数精鋭に定めた事』で、いきなり上の人と直接話せたのは結果として、

Chacha
Chacha

自分の行動は間違ってなかった!

と思えるような出来事でした。

いきなり電話越しで、
私:『そちらで働きたいんです!!』
編集長:『今すぐ履歴書PC宛に遅れる?明日は来れるの?』
とまさかの対応。

ある意味、特殊な業界ならではの独特な展開ですね。(笑)

無事就職したからって終わりじゃない!むしろスタート!

晴れて、出版社にて仕事をGETしてルンルンだった私。

しかも、その出版社は割とメジャーな雑誌も発刊していたため、『気分はTHE業界人』『ああ〜私はここで働くのね〜』と思っていました。初めのうちは。


ただ、当たり前ですが華やかに見えるような業界でも辛いことはたくさんあります。
しかも、雑誌編集と言うのはいわば裏方の様なもの。

誌面に掲載される物・人が主役です。

あまりにも理想を抱きすぎていた過去の私は、『え?めっちゃ雑用じゃないか・・・。』なんて思う日々もありました。確かに、想像と違った事もたくさんあった出版業界。


けれど、普通なら携われない様な事・人とも関わることができるのでやはり魅力的です!

今後出版業界を目指したい人が、希望するポジションに就けます様に・・・!

Chacha
Chacha

カナダより陰ながら応援しています☆

この記事を書いた人
chacha

映画とチョコレートをこよなく愛する、日本人。出版社でのライター、イベント会社を経て海外移住を決意。決意したものの、まだまだ日本が恋しい。料理好きなフランス人夫、ポピさんとカナダのトロントに在住。

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