皆さんこんにちは、トロント在住のChachaです!
今回のテーマは、国際恋愛している人ならば、
一度は憧れる『国際結婚』と言う響き!
もしかしたら彼からのプロポーズ待ちの
国際恋愛女子も多いかもしれませんね!
私のInstagramにも以前からダイレクトメッセージで「国際結婚まで中々話が進まない」と言う様な相談がチラホラ届きます。
今回はそんな疑問を解決すると同時に「結婚」と言う形式につい捉われがちな日本人女子と、事実婚も一般的である海外の人の考え方についても解説したいと思います!
*結婚と事実婚(Common law)の違いをしっかり理解しましょう!
事実婚を理解してこそ、結婚への道も開ける!!まずはそこからだ!!
海外に住んでいると、様々な形のカップルがいます。
みんなそれぞれの幸せを築いていますが、今回はあくまでも『結婚』と言う形にこだわりたい人向けに書いてみました。
これを読めば彼との未来は明るいかも?
ブログとはまた一味、違うInstagramも是非覗いてみて下さいね!
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愛し合っているのは当たり前
違う国で生まれ育ったのにも関わらず、
偶然出会い
惹かれたのは素敵な事です。
愛し合っているのはそんなの当たり前。
本人達が一番わかっていますよね?
しかし、彼から出てきた言葉は『Common law(コモンロー)』の言葉。
『え??事実婚?』
『私が思い描いていたのと違うーー!てか、将来結婚する話してたじゃーーん(涙)』
なんて事もあるかもしれません。ただ、悲しむのはまだ早いです!
彼にとっての『結婚』概念理解してますか?
『将来、結婚しようね!』の言葉の意味は?
日本人だと特に、
真剣に付き合っているからこそ、
最終的なゴールが結婚と思っている人は多いかと思います。
その背景には、まだまだ事実婚カップルの割合が少ない事から
結婚=着地点と捉えがち。
けれど、海外では事実婚の制度が整っており、受け入れられている国も多くあります。
事実婚て実際どれくらいいるの?
私の住むカナダやポピさんの出身地であるフランスでは事実婚カップルが多く、一般的に受け入れられている傾向にあります。(制度なんかもしっかりしている。)
カナダ政府公式サイトの過去のデータをみると、バラツキはあるものの、
Common lawの割合は15%〜21%と
中々の高比率であることがわかります。
2016年はなんと21%がコモンロー!
5分の1の割合です。めちゃくちゃ多いですよね?
フランスでは更に割合は上がります。
(ただし、後に結婚を選ぶ割合も多い)
なので、選択肢に敢えて『Common law(コモンロー)』を選ぶ人がいて当たり前。
身近なコモンローカップル
実際に私達夫婦が特に仲の良いカップル3組(3組とも子持ち+カップル歴は10年程)のうち、結婚をしているのは1組だけです。
2組とも、『将来的には結婚するよ』と言っている事から彼ら(特に男性陣)にとって結婚は急ぐものではなく、着実に関係性を積み上げてから改めてするものと言う認識の様です。(しかもCommon law(コモンロー)であることで不便は一切なし。)
なので、
もし大好きな彼が『将来結婚しようね!』
と言ってくれるものの、中々話が進まない場合は彼の結婚に対するビジョンが私の友人カップルと似ているのかもしれません。
「結婚しよう!」「そうしよう!」ですぐに結婚できないのが国際結婚だ!
国際結婚は、『マジかよ・・・。』ってくらい書類集めから、
何からもう本当に大変です。(涙)
もはや、結婚と言うフレーズに浮かれてられるのも束の間。
準備に追われ、ロマンチックは何処へやら??
日本人同士の様に、市役所に行って婚姻届を出せば完了!
なんてものではありません。
また、仮に結婚をしたとしても
相手の国に移住・永住となれば
『永住権』も取得しなくてはならないんです。
結婚と永住権は別物!
その国の人と結婚したからと言って、自動的に永住権がもらえるわけではなく、改めて申請する必要があるんです。
その申請が降りるまでに半年〜1年、もしくはそれ以上の場合だってあります。
カナダ政府は、
仕事がのんびりで有名(笑)です。
なのでそもそも、手続きが受理されるまでに時間がかかる・・・。
結婚をしているけれどビザの関係で遠距離をしている方達がいるのには
この様な理由があったりします。
早いうちから開始するのが『吉』
何が言いたいかと言うと???
本気で(自分が望む近いうちに)
結婚する気があるのならば、
書類集めなどを開始する必要があるんです!
あくまでも『結婚』の形にこだわりたいのなら
『結婚しようね〜』『うふふ!そうだね!』なんて言っている時間は勿体無いかも??
『書類を集め始める=本格的な結婚に近づく』と言うことになるので、
そう言った事務手続きを行う準備ができているかどうかで彼の『結婚』に対する感覚もわかってくるはずです!
なぜ彼はCommon law(コモンロー)にこだわるのか?
て言うか、そもそもなんでCommon law(コモンロー)にこだわるんだと思いますか?
①結婚をするにはもう少し様子を見たい
②友人など、周りがCommon law(コモンロー)パートナーが多い
③Common law(コモンロー)にメリットを感じている
どれも正解!
結婚をするにはもう少し様子を見たい
凄く好きだけどまだもう少し関係性を深めたい!と考えているものの、
Common law(コモンロー)になる事によって、彼女の永住権取得をサポートできるからと言う理由も含まれている場合。
*Common law(コモンロー)パートナーから永住権サポートは可能です。
→主に、ビザの問題からCommon law(コモンロー)を選択
(国際恋愛カップルはこの流れで取得する方も多いのでは?)
海外の方は長く付き合ってから結婚と言うパターンが多いため
最初にCommon law(コモンロー)を選ぶパターンも多いです。
海外の人は『ゆっくり愛を育むタイプ』が一般的?
Common law(コモンロー)の友人が多い
これはよくありがちな、友人に◯◯が多いから僕も/私もパターン。
独身の友達が多ければ、なんとなく『独身も良いよね!』と思うのと同じで、
周りにCommon law(コモンロー)カップルが多い場合は、
何の抵抗もなく『じゃぁ、僕たちも!』となりやすい。
Common law(コモンロー)にメリットを感じている
中には、Common law(コモンロー)に魅力を感じているのでそもそも結婚する必要ある?と考える人もいます。
*福利厚生などがしっかりしており、実質結婚している夫婦とあまり変わりはない。
私の過去のルームメイトは長年Common law(コモンロー)カップルで居続けており、『今後も結婚はしないよ!』とはっきり宣言していました。
『結婚』て、言ってしまえば
ただの紙切れの問題です。
なので、敢えて『結婚』にこだわらずに私の過去のルームメイトの様に、
幸せな人だってたくさんいるのも事実です。
しかし『結婚』にこだわりたい女子にとって、
もはや悲鳴をあげたくなるこの言葉。
彼にとって『結婚』に対する概念が私たちと違うのはなんとなく、わかった!
でも私は『結婚にこだわりたい!』
そう思う国際恋愛女子、多いですよね?
そうは言っても『国際結婚』と言う形にこだわりたい女子が多いのも事実。
日本人の中にある『結婚』概念、きちんと彼に説明できる?
じゃぁ、なんで事実婚は嫌なのか、『結婚』にこだわりたいのか
ハッキリ彼に説明できますか?
『ウェディングドレスが着たいから!!』
なんて考えだけではそもそも事実婚を選ぶ男性の心を動かす動機にはなりません!
海外では事実婚カップルは受け入れられ、結婚しているカップルとなんら変わりはなくても、日本ではまだまだそうスムーズに行かないこともあります。
将来、子供を日本で育てることになったら?
家族の反応は?
海外にいるからと言っても日本には日本のルールがあります。
彼にきちんと説明できてこそ、彼も納得してくれるかも?
事実婚と結婚の違いって何?
そもそも日本においては、今だに海外ほど事実婚の制度が整っていないことから結婚をしたほうが良い!と考える人が多いですよね?
具体的に何が違うのか、どうして『結婚』にこだわりたいのかを彼にきちんと伝えるためにも、理解しましょう!
①共同親権が持てない
②経済的な利益の問題
③両親・祖父母の考え方の違い
この3つちゃんと説明できますか?
私も調べていて、『へー!そうなんだ』と勉強になりました!
共同親権が持てない
基本的に、カップルの間に子供が生まれた場合子供は母親の戸籍に入ることになり子供は母親の姓を名乗ることになります。
なので、いくら2人の子供だとしても母親の単独親権扱いになってしまいます。
父親が『俺の子だ!』と証明したい場合には子供を認知する必要があります。
*認知・・・父親が子を『認知』することで法律上の父子関係が成立
ちなみに『認知』したとしても親権は母親のままです。
父親側の姓を名乗るには、母親から父親側へ親権を渡す必要があり、
尚且つ家庭裁判所の手続きを行わなくてはいけません。
もちろん、子供からしたらどちらも両親ですが、『共同親権』を持てないことは2人で子育てをするにあたって何かと不便かもしれないですね。
経済的利益の問題
はい!!お金の話です!お金は大事ですよね〜
え?どう言うこと?
税金を払うことに関しては、事実婚カップルも結婚しているカップルもどちらも払うことに関しては変わりはありませんよね?
ただ、控除の対象になっていないと言うことは『戻ってくるお金はない』と言うこと。
なので、結果的に事実婚カップルの方が支払う税金が高くなってしまいます。
愛する人が亡くなっているのにお金の話は嫌〜(涙)
なんて思うかもしれませんんが、
大事な話です。
まず、相続権がないため『遺言書』を書かなければいけません!
なーんだ!結局はもらえるんじゃん!!
確かに、『遺言書』があれば遺産を相続できる可能性もあります。
しかし!!『相続税控除』の対象にはならないため、結果的に税負担が大きくなります。
またもや、控除の対象にならないと言うことで、税負担が増えるんです。(涙)
両親・祖父母の考え方の違い
ここまで、色々読んで頂いて
『けどさ、あくまでもその不便さって日本に住んだらの話でしょ?海外で生活してたら実際あんま関係なくない?』と思う方もいますよね?
ぶっちゃけ、海外は事実婚の制度がしっかりしてるから、
問題ないのでは?
確かに、その通り!!海外に住む限り問題はないかもしれません。
でも、両親や祖父母の事は考えてみましたか?
もちろん、結婚は誰のためでもなく2人の問題です。
2人がそれで良いのなら本来は何も問題はないんです。
ただ、このブログを見てくれている方のご両親・祖父母世代ってガチガチな結婚観を持った世代ですよね?
いくら海外では何も問題はないと言っても、日本で生まれ育ちガチガチな結婚感を長年持ち続けている背景には、
先ほど説明した《①共同親権が持てない》《②経済的利益の問題》などの点が自然と根付いている訳です。
何より、
事実婚が少ないため結婚するのが必然だ、
とすら思っているかもしれません。
誰が悪いとかではなく、これは日本の文化の一部でもあるため仕方ない事です。
いくら説明しようにも、もしかしたら理解してもらうのに時間がかかるかもしれません。
もちろん、大切な娘・孫が生涯一緒に居たいと思える様な相手に巡り合ったことは凄く嬉しい事だと思うんです。
ただ、もしかしたら
心の中は複雑かもしれません。
①②の事を踏まえた上で、『家族の心情は◯◯かもしれない』と彼に伝える事で多くの日本人が未だに抱える『結婚』概念を説明できると思うんです。
てことはですよ・・・?
彼の『結婚』概念を覆せちゃうかも?
国際結婚すると言うことは・・・。
国際的な結婚、つまり違う国で生まれ育った方と国を跨いで結婚すること。
なので、相手がその国ならではの考えや思想を持つのは極めて当たり前のことです。
ここまで散々『結婚』にこだわることを書いてきました。
けれど、『結婚は絶対しなきゃ!』
と言う考え方は
日本人として
日本で生まれ育ったからこそです。
私達がCommon law(コモンロー)に対して
『ん?なんだそれ?』と思うのと同様に、
『え?結婚?する意味ある?』と海外の人が反応するのだって納得ですよね?
だって生まれ持った考え方が違うんだから。
なので、国際恋愛をしていて『一生この人といる!』と決めた時点で、
そもそも『◯◯であるべき』と言う考え自体が日本人ならではだったりもします。
国際恋愛であなたの選んだパートナーは日本以外の国の人ですよね?
それをきちんと踏まえ、相手の『結婚』概念も理解してあげましょう!
それらの点を頭に入れつつ、パートナーと改めて『国際結婚』について話し合ってみると良いかも・・・?
この記事を読んでくれた方が、
パートナーと一緒に納得行く
選択ができます様に!
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