皆さんこんにちは、トロント在住のライターChachaです!
いきなりですが、皆さんはドキュメンタリー映画好きですか??
もしくは、よく見ますか??
今回ご紹介する映画は「アメリカン・ティーン/ American Teen」と言うアメリカの高校を舞台にしたドキュメンタリー作品です。
ドキュメンタリーを普段見ない人にも是非おすすめできる作品です!
なぜ、おすすめできるのか、何が面白いのかを解説していきたいと思います!
ちなみに前回の作品はこちらです⇩
今だに熱狂的ファンの多いアメコミが原作の『ゴーストワールド』について書いています!

Instagramも絶賛更新中です!見てくれたら嬉しいです!
「アメリカン・ティーン/ American Teen」

【原題】American Teen
【監督】ナネット・バースタイン
【公開】2008年
【出演】ハンナ・ベイリー/コーリン・クレメンズ/ジェイク・トゥッシー
メーガン・クリズマティック/ミッチ・ラインハルト
映画やドラマでお馴染みの、アメリカのリアルスクールカースト、見て見たくありませんか???
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ざっくりあらすじ

アメリカ中西部インディアナ州ワルシャワ、実在する高校の生徒に1年間密着し、その実態に迫る完全ドキュメンタリー映画。
学校で人気者の生徒、オタクな生徒達。
違う世界にそれぞれ生きているように見えるけれど、みんなそれぞれ劣等感・悩みを抱えて葛藤しているのは同じ。
実在の生徒5人の日常を描いたこの作品はサンダンス映画祭で最優秀監督賞を受賞しました。
ざっくり登場人物紹介


5人の登場人物のキャラクターをしっかりおさらいして、より映画を楽しみましょう!!左のブロンドガールから紹介して行きますね!
メーガン
▷自他共に認める女王様であり性格もキツメ。親と同じ名門大学を目指している。女王様だが決して圧倒的美人ではない。ただ、カースト上位なので学園内で女王様の言う事は絶対服従!恐るべし、スクールカースト!!(メーガン、末恐ろしいやつ)
コーリン
▷バスケで大学を狙う人気者兼、エース。ただし、イケメンではない。けれどバスケのエースなので人気者。恐るべし、スクールカースト!!
(劇中、彼女ができないとぼやいてます。現実は中々厳しい!)画像をよく見て!エースで人気者なのにうしろの隅っこ。可哀想なコーリン。(涙)
ハンナ
▷ベビーフェイスで可愛い。が、スクールカースト上位ではなく反逆児、異端児扱いのため不人気。恐るべし、スクールカースト!!
ただ、なんだかんだ恋愛して彼氏もできちゃうあたり、所詮可愛いは正義?なのかもしれない。個人的にハンナが1番好き。
ミッチ
▷恐るべし、スクールカースト!!が通用しない唯一の存在。カーストなんか関係なく、明るく人気者。イケメン。バスケ部。ある意味映画の王道キャラ。
ただし人に流されやすいらしい(女王様談)
ジェイク
▷にきび面、オタクと言うことで自他ともに認める不人気者。でも顔は実はそこまで悪くはない、にもかかわらず、スクールカースト底辺のため「アイツキモくない?」的存在。
恐るべし、スクールカースト!!(とかいいつつ、彼女できたりすぐに好きな子みつけてはアピールしちゃう。根暗とみせかけて案外タフボーイ。)
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ここが見どころ!!
バスケ部は花形、オタクはいじめられっ子、卒業プロム、わがままな学園の女王様的な存在の女子、イケメン男子を巡っての女子同士の闘い、etc….
誰もが一度は映画の世界で目にしたことのあるアメリカの高校の様々な出来事を目の当たりにします。

アメリカのリアル高校生活は見ているだけで本当に『おぉー!このシーン見たことあるーー!』とテンション上がります。
どのシーンを観ても「これこれ!!」「このシーンあの映画で観た!」の連発です。
本当にアメリカの高校ってこんなことあるのか!と様々な映画を観るたびに思っていた謎、疑問が全て解けます。
映画と同様、いや、もしくはそれ以上のスクールカーストは存在します。
怖い怖い・・・
ドキュメンタリー映画の良さって?

ドキュメンタリー映画、正直私も得意な方ではない・・・。
一般的なハイスクール映画って、当たり前に人気者は美男美女ばっかり。
でも、この作品が普通のハイスクール映画と違うのは、バスケの花形選手は決してイケメンではないし、学園の女王様も美人て程でもない。
ただ、彼らにとってはステータスこそが何よりも、人気の判断材料になる。
ドキュメンタリー作品て少し苦手な分野なんですが、これはすんなりと自分の中に入ってきました。
過去に観てきたいわゆる、学園ものって登場人物それぞれが悩んだりもしているんだけれど、あくまでもみんなキラキラしていて、どこかしら憧れてしまう存在でしかない。
『こんな高校生活、送ってみたかった。』って。
けれど、「アメリカンティーン」は全然違う。
ドキュメンタリーだからこそ、キラキラした部分ばかりじゃない。
むしろこの作品は私たちが普段映画で観ているキラキラしている登場人物たちの裏の部分、負の部分なのかもしれないです。
ドキュメンタリーだからこそリアルでもがく姿を目の当たりにできて、だからこそ自分とは似ても似つかない高校生活を送っていた彼らにさえ共感してしまう。
共感し、のめりこんでしまう。
個人的に学生時代にドはまりしていた大好きなハイスクールミュージカルとかぶる部分が多く観ていて飽きない作品です。
まとめ
今現在学生の人だけでなく、キラキラした青春映画をたくさん観てきた人ならば是非観て欲しい作品です。
(何度も言いますが、本当に『このシーン知ってるーー見たことあるー!』となります!)
エンドロールとDVDのボーナス特典で、その後の彼らの状況も少しわかります。
1年密着した彼らの成長を目で見て確かめる事ができるのは、ドキュメンタリーならではの良さですね。
この映画を初めて見たのは今からもう何年も前になるので、今現在の彼らがどうなっているのか、ものすごーーく気になるところです・・・
(誰か知ってたら教えてください!(笑))
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