皆さんこんにちは、トロント在住のライターChachaです!
早いもので、今年の春でトロントに来て丸3年、
4年目に突入します。
もちろん、海外在住大先輩の方々にはまだまだ及ばずひよっこですが、
丸3年と言えば、中学や高校の入学から卒業と言った『青春期間の終わり』と全く同じです。特に高校3年間なんてめちゃくちゃ濃いですよね?
それと、同じ期間をカナダで既に過ごしたことになるんですね・・・。
いやぁ、なんだか感慨深い。(笑)

Instagramでも赤裸々に色々発信しています!
海外生活の心構えはあったの?
正直、私は『よし、海外に移住するぞ!』と言った心構えが始めからあったわけではないです。むしろ、軽いノリに近かったです。
元々、海外に住んでみたい!海外で働いてみたい!と言う思いがあったからこそ、カナダに来たのが始まりです。
カナダでワーホリして、カレッジなんかにも行っちゃって、あわよくば数年働いて日本に本格的に戻ってこよう!くらいのノリでした。
なので、『海外に永住する』なんて全く思っていませんでした。
でも、縁とは不思議なもので、ポピさんと出会って海外に永住することになるんです。
そう!全く、『永住!』なんて頭になかった。
だから、海外に住み始めて、結婚して永住する事になってようやく、
『あ、私海外に永住するのか』と海外生活に対する確固たる意識がここで初めて芽生えます。
お、遅い!!!!!(笑)
両親に対する意識

遅く芽生えた、私の『海外生活に対する意識』
皮肉なもので、芽生えた途端に色々と、しかも急激に意識しまくります。
中でも、一番意識が変わったのは親に対する意識です。
きっかけは親友に言われた一言だった。
一時帰国した際、幼馴染でもある親友に、
『もう結婚したら、日本に住まないんだね。 Chachaの両親も寂しいだろうね〜』
と、言われたんですね。
親友も、特に深い意味はなく本当、何気無い会話の最中の一言でした。
でも、私は『もう日本に住まない』と言う事が凄く突き刺さりました。
ここに来て、初めて『あ、そうか日本にはもう住めないのか』と現実味を帯びた事に気付きます。(だから、色々遅い!!笑)
と言う事は、両親にも中々会えないんですよね。
まだまだ元気だけれど、決して若くはない両親。
海外に拠点を移すと決めて、改めて『両親の今後』に対する思いが頭をぐるぐる駆け巡りました。
人生の拠点を海外に置くと決めて、どうだった?
最初から『海外生活』に対する意識はめちゃくちゃ低かったので、『今後は海外で生活する』とようやく意識した時、頭の中はいっぱいいっぱいでした。
楽しさよりも不安でいっぱい
もちろん、初めてカナダに来たばかりの頃は『憧れの海外生活』を満喫しているわけですから、もう本当楽しかった。
でもいざ、本格的に住むとなると楽しさなんか一瞬で吹き飛んで行き、不安にめちゃくちゃ駆られました。
上記で述べた様に、両親のこと、もう日本には住まないんだ。と言う事で頭がいっぱいでした。
ポピさんの前で何度泣いたことか。(笑)
今思うと、『今後海外で生涯を共にしよう』と考えている相手から、
たくさん泣かれまくったら心配ですよね。
解決方法は『自分の居場所を作る努力』
でも、『国際結婚をして海外に住む』となった以上、どんなに泣いても、日本が恋しくても現状は変えられない。
ならば、日本だけではなく、海外でも『自分の居場所を作る努力』が必要なんですよね。
これは、国際結婚をされお子さんを海外で育てている大先輩に、言われたことです。
仕事だったり、友達のコミュニティを広げてみたり。
人それぞれ、何を自分の居場所とするかは違って来ますが、『安心できる場所』『楽しいと思える空間』『没頭できる何か』を見つけることかな?と私は思います。
大先輩の言葉
で、私はてっきりその大先輩は『両親のそばに居られないこと』に対する不安や葛藤、全てに踏ん切りをつけて移住をしたと思っていたんですが、
きっぱりと『踏ん切りなんかつけれるわけないし、そう言う思いが残ったまま海外に移住するのは自然なことだから』と言われたんです。
無理やり、踏ん切りをつけなくちゃ!と意地になっていた私にとって、とても腑に落ちる言葉でした。
家族になると言う意識
そして、その大先輩に言われたもう一つのことが、『結婚して子供が生まれて、新しい家族を自分で作った事で海外にいる意味を見出せた』とも言っていました。
日本に住めない事への恋しさなどに、踏ん切りはついた訳ではないものの、『誰かと家族になる事』は自分の居場所を作る事にも繋がりますよね!

私は、まだまだそこまで達観していませんが、いつかそう思えたらいいなぁと思っています。
語学力はどうなの?

で、海外生活において気になる事と言えば語学力!!
『丸3年も住んでいたら、そりゃペラペラになるよね??』
え???
言語に終わりは無い事を改めて痛感
結論、ペラペラにはなりません。
(個人によってどこからがペラペラと言うのかは異なるとは思いますが・・・。)
勿論、日本にいた時に比べると英語は上達しているし、日本にいる友達から見たら十分話せている様に思うかもしれません。
けれど、住めば住むほど痛感する事は、語学を学ぶ上で終わりなんてないと言う事。
(当たり前!)
思う様に行かない事だらけ
住めば住むほど、本格的に海外移住の準備をすればする程、言語の壁にぶち当たります。
日本にいた頃は、『英語ができる』部類だったかもしれません。
そして、一時的な定住であれば期限を設けて『よし!頑張ろう!』と思えたかもしれない。
ネイティブ達に囲まれ、『想像以上に話せていない』自分に気付いた時は相当へこみました。
言語に終わりはないですが、少しでも自分を鼓舞していきたいものです。
日本にいる友達と比べちゃう?
人間、ついつい人と比べてしまいがち。
しかも、自分自身が現状を楽しめていなかったら尚更です。
キャリアがあったからこそ

私は特に『仕事面』で比べてしまうことが多々ありました。
日本にいた頃はそれなりに仕事も頑張っていましたし、大学を卒業して就職をしてそれなりに社会人も楽しんでいました。
でも、海外に来てからは一からのキャリアの積み上げです。
自分が選んだ道だとしても、最初の頃はやっぱり比べてしまっていたように思います。

焦っても仕方ない!とは頭ではわかっているんだけれどなぁ。
他人から見た自分
でも、逆を考えて見たらどうでしょう?
自分も『誰か』と比べて、眺めてしまうのと同じように友人もまた私自身を眺めていることだってあるんです。
“Chachaはさ、留学もして海外に永住も決まって人生楽しんでいるよね”
“日本でのキャリア捨ててまでして、海外に行くなんて行動力あるよね”
etc….

え?そんな風に私を見てたの?
結局、人間誰しも相手の『羨ましい点』ばかり目についてしまうものなんですよね。
今悩んでいる、自分の状況は他人から見たらとてつもなく羨ましいのかもしれない。
そう思うと、比べて嘆くよりかは、現状をどうにかして少しでも良い方向・自分の望む方法に切り替えて行くしかないですよね!
海外での仕事はどうなの?
そいうった、『仕事』に対する思いがあったからこそ、早くまたカナダでキャリアを積むんだ!と奮闘したりもしました。
でも、現実はそんなに甘くはないんです。(涙)
カレッジ、インターン、そして卒業へ
カレッジでビジネスを専攻し、インターンも無事終了。
気付いたら、卒業を迎えていました。
もう、本当あっという間です。
手にしたものは?
Diplomaと少しの経験値。
就職先なんて、見つかっていませんでした。
就活は想像以上にハード
海外での就活は、就活方法も日本とは違うのは当たり前ですが、
何と言ってもライバルはネイティブのカナダ人です。
日本で武器になったかもしれない『英語がまぁできるよ!』くらいではもはや何の役にも立ちません。
むしろ、英語が完璧にできてようやくネイティブと同じスタートラインに立てるんです。
やりたい仕事ではなく、できる仕事のもどかしさ
で、就活をして行くうちに思ったことがひとつあります。
“あ、やりたい仕事じゃなくて、自分でもなんとか出来そうな仕事ばかり探している”
まぁ、仕事なんだから色々割り切るべきと頭ではわかっていましたが、なんかモヤモヤしていました。
今の自分に合う仕事を考えてみた。

じゃあ、何がしたいの?
日本にいた時は出版社に勤めていた過去もあり、『何かを発信する事』はすごく好きだったんです。
コロナで家にいてばっかりで暇だし『Instagramを使って自分の想いを発信してみよう』
と、閃きました。(閃いたと言うほど、画期的な事ではないですが)
最初は何をして良いか分からず、迷走していましたが、フォローしてくれている方とやり取りをして行く内に楽しさも見出せてきました。
SNSは仕事に繋がるのか?

所詮SNSはお遊びでしょ?
楽しさを見出してきた頃、私の投稿を見てくださっていた日本の企業の方からメッセージを頂けたんです!!(感謝感激です!!)
私のInstagramやこのブログ自体とは直接関係のないお仕事ですが、Instagramで発信をしていたからこそです。
なので、SNSは仕事に繋がると胸を張って言い切れます!

まだまだひよっこノマドワーカーですが、せっかくの機会を無駄にせず色々挑戦していけたら良いなぁ!
そもそも、私は日本が恋しいあまり、海外に住居を構えながらも時には日本で仕事ができるような柔軟な働き方に興味があったので、結果的に『自分の望む仕事スタイル』を手にできたのはラッキーな事でした。
『ラッキー』だけに甘んじる事なく、まだまだ頑張らなくては・・・!!
かなりの長文になりましたが、以上が『海外生活で私が今思う事』です。
お付き合いありがとうございました!
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